ICL体験談!実際にやってみた感想・注意点【事前検査編】

私は2020年11月にICL(眼内コンタクトレンズ)を受けました。
ICLはまだまだ手術数もレーシックほど多くなく、まとまった記事もあまりないと思います。

そのため、自分の備忘録も兼ねて、私の経験を共有できればと思います。

これからICLを受けることを検討している方などは是非参考にしていただければ幸いです。

ICL・レーシックの概要やメリット・デメリットをまとめた記事はこちら

検査予約

私の場合は、受ける院はもう品川近視クリニックに決めていたので、
まずはネットから品川クリニックの予約をしました。

候補希望日をネットから申込み、
もし申込み日が埋まっていた場合は後日電話などで連絡がくるというシステムでした。

とりあえず次の週末を日程指定してみましたところ、数日後に電話がかかってきまして、
次に予約できる日が1ヵ月半後…しかも平日しか空いていないとのことでした…

しかも検査時間が最長5時間程度かかるということを言われました。。

会社有給取らないといけないじゃん、、
ということで、有給休暇を取ることを決め日程予約をしました。

検査当日

結論から言うと、検査時間は3時間~3時間半程度で終わりました!笑

検査の流れをざっくり説明すると以下です。(記憶に頼って書いているので少し抜け漏れあるかも)

⓪問診票の記入
(所要時間15分程度)

①眼の諸々検査。あの有名な遠くの気球を見るやつとかです。
(所要時間15分程度)

②視力検査。私が乱視もあったからレンズを乱視用にするかどうか聞かれ、質問などのやり取りがあったこともあり結構時間かかりました。
(所要時間40分程度)

③暗室で①と同じように何個か検査
(所要時間15分程度)

④(瞳孔を開く目薬の後)看護師さんからICL手術について説明。質問がある場合は、このタイミングで聞けます
(所要時間30分程度)

⑤瞳孔が開いた後、もう一度①のような検査
(所要時間15分程度)

⑥お医者さんとの問診。④の話と重複する部分もありつつも重要な部分の説明。このタイミングお医者さんに質問をすることができます
(所要時間15分程度)

⑦手術を受けるかどうかや、今後の流れなどについて相談
(所要時間20分程度)

⑧お会計や次回予約。手術を受ける(コンタクト取り寄せる人は)ここで前金20万円を払います
(所要時間10分程度)

上記の所要時間を足すと2時間55分ですが、それぞれの間に待ち時間があったり、時間の誤差を諸々考慮した結果、3時間強という時間となります。

気を付ける点

ここでは、検査を受けた中で注意した方がよい点や、事前に用意しておいた方が良いと思う点を記載します。

事前の勉強

この記事を読んでいる方を含め、多くの方はICLについて事前に調べているかと思います。
が、事前のICLの勉強は必須だと感じました。

クリニックなのでICLのリスクについての説明があります。
当然ながらリスクについての説明なのでこわいことを話されます。
ICLについて何も調べていない状態で説明を聞くとこわくなってしまい、その場で決断ができなくなってしまいます。

もちろん、必ずしもその場で決める必要はないのですが、
決断を伸ばしてしまうとまた予約するのに時間が空いてしまい、手術がどんどん遅くなってしまいます。

リスクは、ネットで調べても出てくるような内容なので、
どうせであれば事前に調べておき、質問したい項目を準備しておくと良いでしょう。

値段

値段についてですが、ネットで調べると税込み50万円程度~というような書き方をされていることが多いです。

しかし、レンズの度数であったり諸々の条件によって値段が変わってくるため、多くの方は税込み50万円におさまることはないのかなと思います。

ちなみに私は税込み70万円オーバーになりました。。。
後述しますが、乱視用レンズにしたことで値段が上がったのと、
クーポン分を使うことで実際には5万円ほど安くはなりましたが。

最初から、70万円ほどはかかるかもしれないと腹積もりしておいた方が良いかと思います。

乱視のある人

乱視の矯正の方法は大きく以下2点あるようです。

①乱視用のICLを使用
文字通り、乱視用のコンタクトを使ってICLをする方法です。

その場合のリスクとして、コンタクトがずれてしまう(回転してしまう)ことがあります。

メーカーが公表している割合では2~5%程度とそこまで高くはない上、
回転してしまったレンズを戻すこともできる(1回までなら無料対応)ようですが、

一回戻したレンズがまた回ってしまう可能性もあるので、
そこが気になる人は②の方法を取ることになります。

②乱視なしのICL + レーシック
ICLでは近視のみを強制し、レーシック(角膜を削ること)で乱視を矯正する方法です。

①のレンズが回ってしまうデメリットは回避できますが、
逆に以下のデメリットがあります。

・金額が少し高くなる
・手術が2回になり、時間もかかる上、眼への負担も2回かかることになる
・レーシックで角膜を削ることになるため、ICLのメリットでもあったレンズを削らないというメリットがなくなる

私は結局①を選択しました。
しかし、乱視用コンタクトレンズは回ってしまうというリスクを事前に考えていなかったので少し迷いました。

実際にどういった決断をするかは診断結果やお医者さんとの相談の上で決めるのが良いと思いますが、
事前に上記の内容も頭に入れておくことで、当日に短い時間で決断して後悔してしまうことを回避できると思います。

瞳孔が開きまぶしい

検査の中で、瞳孔を開く目薬を打ちます。

検査が終わって、真っ昼間に外に出ると晴れた日はまぶしくて目があまり開けることができませんのでご注意ください。笑

感想

私の場合、事前に調べた上で来院していて、
基本的にはレーシックをすることはなく、ICLで手術を受けることを決めていました。

また、諸々のリスクはほぼほぼ把握&理解していました。

そのため、当日は乱視用コンタクトにするかどうかでは少し迷っただけで済み、その日のうちに前金を払い次のステップへ進むことができました。

この段階では、
まだ少し不安な気持ちと、
手術の日を待ち遠しい気持ちが半々という感じだったでしょうか!?

眼はかなりナイーブな部位でもあり、ICL手術はどうしてもリスクはゼロにはならないものです。

皆さまも、
しっかり事前にリスクなどを把握・理解してから検査を受けることをお勧めします。

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