おはようございます。こんにちは。こんばんは!
今流行の人狼ゲーム。
前回、人狼の6人プレー時の配役・ポイントを書いたら結構好評でしたので、9人村の時のポイントを記載します。
前回は6人村と人数が少なかったので具体的な動き方まで記載しましたが、9人にもなるとバリエーションが多すぎるため大枠の動き方・考え方を説明する感じにしようかと思います。
※初心者向けです
Contents
基本ルール
基本ルールは以下を参考にしてください。
https://takaxtech.com/2018/01/27/article135/
https://rocketnews24.com/2013/02/20/295465/
今回の配役・ルール
配役
今回は、以下の配役で考えていきます。
※配役参考
◆人狼陣営
人狼 :2人
狂人 :1人
◆村人陣営
占い師 :1人(初日占いなし)
霊媒師 :1人
騎士(狩人) :1人(連続護衛なし)
村人(役職なし):3人
※計9人です。
ルール
・0日目の夜に人狼による噛みはなし
・0日目の夜は占い師は誰も占えない
大きな考え方・ポイント
何回投票できるか計算しよう
人数の推移は以下となります。
1日目のお昼は9人
↓ お昼の投票(1回目の追放)&人狼の噛みで2人減る
2日目のお昼は7人
↓ お昼の投票(2回目の追放)&人狼の噛みで2人減る
3日目のお昼は5人
※このタイミングで人狼陣営が3人残っていたら人狼陣営勝利(RPP)
↓ お昼の投票(3回目の追放)&人狼の噛みで2人減る
4日目のお昼は3人
※このタイミングで人狼陣営が2人残っていたら人狼陣営勝利(RPP)
↓ お昼の投票(4回目の追放)
ゲーム終了
※途中で騎士の護衛が2回以上成功していれば継続(人狼1人・市民2人)
市民陣営の視点
・2回連続で人狼陣営を外してしまうと負け
・3回目までの追放中、2回人狼陣営を当てないと負け
・騎士による護衛が2回以上成功すれば投票回数が1回増える
陣営陣営の視点
・2回連続で市民陣営を投票で追放できれば勝ち
・4回の投票のうち、(狂人も含め)市民陣営を3回投票で追放できれば勝ち
・護衛は1回までであればされても問題ない
という形で整理することができます。
では、実際にどういった立ち回りをするの?ということを説明していきます。
人狼陣営の立ち回り
まずは人狼陣営の立ち回りについて説明します。
人狼陣営の戦略としては大きく、
役職を騙る or 騙らないの2パターンがあるかと思います。
今回の9人配役だと役職を騙らなくても勝つ可能性はありますが確率は低くなります。もし、本物の占い師が1日目の夜に人狼を見つけてしまうとかなり分が悪いです。
そのように、運に頼ることになってしまうのは避けたいですし、せっかく人狼をやるからには役職騙りはしないとつまらないですよね(笑)
ということで、この記事では役職を騙る前提での説明をしていきます。
占い師を騙るのが安定
上述したように、本物の占い師が確定してしまった場合、占い師が人狼を1日目の夜に見つけてしまうと人狼陣営はかなり厳しくなります。
そのため、占い師が人狼を見つけないことを祈る形になります。
騙る役職は占い師が安定でしょう。
人狼陣営は3人いるため、誰かが占い師で騙ってくれた場合、他の人は霊媒師や騎士として出ていくのは良いです。
ただ、人狼陣営からの騙りが霊媒師のみとなってしまうのは上述の通りあまり得策ではないため、避けるようにしましょう。
狂人視点
では、狂人視点ではどうなるか考えていきましょう。
一番わかりやすい立ち回りとしては、
(早いタイミングで)占い師を騙る
です。
人狼同士は0日目の夜に顔合わせをしていますし、多くのゲームではお互いがどういった動きをするかを簡単に打ち合わせる時間・機会があります。
(ゲーム進行によって変わりますが)
しかし、人狼は狂人が誰かわかりません。
一緒にやっているプレイヤーの中には、初心者や、基本的には騙りをしない人がいることも多いと思います。
人狼からしたら狂人があまり騙らない人の場合も考慮し、占い師を騙っといた方が良いかな、と考えることが多いです。
そうすると、狂人が潜伏した場合でも、占い師が2CO(COはカミングアウトの略で、役職持ちだと公言すること)となり、バランスの取れた勝負となります。
また、狂人も人狼も占い師を騙った場合でも占い師3COとなり、勝負としては面白い展開となります。
ただ、そうなってしまうと、人狼2人が潜伏するパターンや人狼が霊媒師を騙るパターンがなくなってしまいます。
それを避けるための一つの方法として、狂人が早いタイミングで占い師をCOする方法があります。
狂人が早い段階で占い師を騙ることで、以下の流れをうまく作ることができれば、それを回避できます。
狂人が占い師CO → 本物の占い師CO
上記の流れを見たら、人狼は狂人がCOしてくれたことを察して、潜伏したり、霊媒師を騙ったり、騎士を騙ったりできます。
人狼がそういったバリエーションを持つことで、人狼陣営の勝率を上げることができます。
人狼視点
狂人視点の部分でも触れていますが、基本的には占い師を騙ることを頭に入れておく必要があります。
そのため、ゲームの進行の流れ的に、
「占い師の人、いっせーのっせっ!でCOしてください」
となった場合は、占い師として出ておくのが無難となります。
※狂人が出てこない可能性があるため
しかし、狂人が占い師として出たことが確認できたら、その他のパターンも試せる形となります。
大きく、霊媒師を騙る or 2人とも潜伏があるかと思います。
霊媒師を騙る場合、霊媒師が2COとなります。
そうすると、結構な確率で「霊媒師ローラー」(霊媒師を順番に追放する)が発生します。
霊媒師ローラーとは、霊媒師を2日連続で順番に追放することをいいます。
私の経験上、8割くらいで霊媒師ローラー実施の流れになります。
※また個人的にも霊媒師ローラーを提案するかと思います。
なんで霊媒師ローラーが行われるかと言いますと、市民陣営からしたら以下のようなメリットがあるからです。
・2回の追放の中で人狼陣営を確実に1人つぶすことができる。
しかも騎士を追放してしまう可能性も排除できる
・2人を追放する間に2日経つため、占い師の占い結果情報や、人狼の噛み先といった情報をためることができる。
そのため、霊媒師ローラーの展開を良いと思うのであれば、霊媒師を騙るを選択すると良いでしょう。
人狼目線でのメリット・デメリットまとめると以下です。
■メリット
・(人狼を1人犠牲にすることで、)2回の追放枠を使うことができる
・(人狼を1人犠牲にすることで、)霊媒師を確実に排除できる。
・霊媒師結果もあてにならなくなるため、人狼が何人残っているかが市民陣営はわからなくなります。また、霊媒師に狂人が騙っている可能性もあるため、市民陣営目線では人狼を追放できていない可能性も考慮する必要があります。
・人狼が強い人(経験者や頭の切れる人)が霊媒師に出た場合は、霊媒師ローラーは望むところかもしれません
■デメリット
・人狼が確実に1人減る
霊媒師ローラーされるのが嫌な場合、二人とも潜伏という選択肢があります。
2人潜伏パターンは話術の勝負ですね!
コツとしては、以下辺りでしょうか。
①人狼2人が対立する立場で議論をする
②いつでも騎士COできるように頭の中で準備しておく
①の「人狼2人が対立するスタンスで議論をする」についてはもう少し詳しく説明します。
議論をしていると、
どっちの占い師を信じるか?
であったり、
Aさんを怪しいと思う or 思わない
といったように意見が分かれることが多いです。
その時に、できるだけ人狼陣営内で立場を分けることができるとグッドです。
例えば、人狼Bさんが追放された後、霊媒師によって人狼だと判明したとします。
人狼Aさんが人狼Bさんを怪しいと主張していた場合、人狼Aさんは村目が高く見えます。
もちろん、人狼は生き残った方が良いので、わざわざ相方の人狼を追放する流れにするのはマイナスしかないですが、自然な範囲で反対の立場を取っておくのがポイントとなります。
②の「いつでも騎士COできるように頭の中で準備しておく」というのも重要です。
残り人数が5人なり3人になった時に、騎士COをするのが強い場面が存在します。
例えば、騎士が護衛を成功させたタイミングで、騎士COが有効なことがあります。
もちろん本物の騎士も生きているため、説得力がある説明をできた方が信じてもらえます。
今まで誰を護衛してきたかをしっかり理由付きで言えるようにしておきましょう。
市民陣営の立ち回り
市民陣営の考え方のポイントとして、以下2つを紹介します。
①できるだけCOは同時にしてもらう
②意見(スタンス)をできるだけ聞いておく
①できるだけCOは同時にしてもらう
9人村の場合、基本的には人狼陣営は誰かが役職を騙ってきます。
同時にCOをしてもらうことで、人狼・狂人の連携が取りにくくなります。
人狼は状況を見ながら作戦や動きを変えることで勝ちやすい展開にもっていこうとします。
状況を見てからCOするかどうかを決めさせないことで、市民陣営にとってやりやすい形になることがあります。
代表的な例としては、占い師COを同時にしてもらった結果、対抗の占い師が出てこなかった場合、市民陣営がかなり有利になります。
私は本気で勝ちにいく場合、できるだけ同時COをやってもらうことが多いです。
デメリットがあるとしたら、同時COにしてしまうと、ゲームが単調になってしまうということでしょうか。。。苦笑
自由なタイミングでCOしてもらうことで、「なんでこのタイミングCOしたんだよ!?」という会話(それぞれの意見という情報)が生まれたり、それぞれのプレイヤーの個性が出ます。
その方がゲームとしては面白い説はあります。
②意見(スタンス)をできるだけ聞いておく(投票先をおぼえておく)
人狼の部分を読んでいるとわかるかと思いますが、人狼陣営は市民陣営よりも考えるべきことが多いです。
実際のそれぞれの役職を把握しつつ、人狼目線で辻褄の合うストーリー(自分を人狼じゃないとした時の、それぞれのプレイヤーの役職)を考えないといけません。
人狼が占い師COした時などにミスると、もう一人の人狼が人狼となってしまうストーリーを作ってしまうことがあります。
また、状況に応じてCOをできるように頭の中で準備しておいたりと、市民陣営の2倍ほど頭を使います。
#チャイスケ調べ
人狼は市民陣営と比較して、自分の過去(1日目の議論時の)意見と最後の方の意見の整合性を取ることが難しかったり、他のプレイヤーの意見をおぼえておいたりするのが難しいです。
また、新たな情報が出た時(誰かがCOしたタイミング)などに、人狼に意見を聞くと、咄嗟に都合の良いストーリーを作れなかったりします。
そのため、1日目からできるだけ誰が怪しいと思うか、など意見を聞いておいたり、実際誰が誰に投票していたかを見ておくことが重要です。
最後の3人(人狼1人、市民陣営2人)になった時に、上記の情報がカギとなります。
その他テクニック・よく言われること
騎士はCOしない
騎士は基本的には、COしない方が良いと言われます。
追放されそうになった場合であっても、です。
理由としては、
騎士COによって追放対象からは外してもらえても、その日の夜に人狼に噛まれてしまうためあまり意味がない上、騎士が死んだことが人狼にばれてしまうからです。
人狼からしたら騎士の存在はかなり大きいです。
噛み対象を選ぶ時にも騎士による護衛される可能性があることを考えないといけません。
そのため、騎士COをせずに追放されることで、騎士が生きているかもしれないと思わせることで人狼の行動に制限をかけることができるのです。
例外としてはよくあるのは、残り人数が5人程度と少なくなった時、かつ、騎士による護衛が成功した時でしょうか。
騎士COすることで、自分が市民陣営であること、また護衛先が人狼でない(狂人もありえる)ことを証明できます。
そのため、騎士COをする方がよい場合もあります
もちろん、人狼も騎士として騙ってくる可能性がありますが、その場合でも人狼陣営の一人をあぶりだすことには成功していることになります。
最後に
長々と読んでいただきありがとうございます。
記載してきた内容は、1つの考え方です。
この記事を参考に自分なりの戦略を考えていただけると良いかと思います。
また、実際には、参加するメンバーによって人狼ゲームは色んな展開になります。
なにか、記事の感想や、こういった場合はどうなの?こういった記事も書いてほしい、などありましたら是非コメントください。
お読みいただきありがとうございました。ではでは!