【読書メモ・概要】バカの壁 養老孟司

暇なので、読書記録をブログにも載せていくことにしました。
過去にメモしたものを読み返しながら、一部修正した内容を載せます。

私にとっては、過去本の復習になり、
皆さんにとっても少しでも参考になればと思います。

おすすめ度:★★★★☆
読みやすさ:★★★★☆

内容

・妊娠~出産のビデオを見て、女子学生は「勉強になった」といい、男子学生は「既に知っている内容だった」と答えた。この差は情報に対しての姿勢の問題。男子学生は情報を遮断してしまっている。一種の「バカの壁」

・脳の働きは、なんらかの入力をx、出力をyとすると。y=axで表わせる。脳を計算機と捉えている。
 →デジタルネイチャーと考え近いかも

・死(余命)を宣告されると、桜の見え方が変わる。桜は変わっていないから自分が変わったということ。それは昔の自分は死んだということ

・脳化社会である都市で、無意識=自然が除外されている。同様に人間の頭から無意識が除外されている。しかし、寝ている間は無意識であり、1/3は無意識。

・学者は「人間がどこまで物を理解できるかということ(どこまで利口か)」を追究する。政治家は、「人間はどこまでバカかということを読みきらないといけない」。多数を占めているのは普通の人だから普通の人がどの程度で丁度いいのかをしっかり見据えておかないと間違った方向へ行ってしまう

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