あるところにべろ出しぽんちゃんという男の子がいました。
ぽんちゃんはいっつも舌をペロペロ出していました。
みーちゃんという女の子はいっつもベロ出しぽんちゃんの近くにいます。
ベロだしぽんちゃんはいつもみーちゃんの顔をなめるスキを探していました。
「ペロペロペロペロ」
今日もぽんちゃんはみーちゃんの顔をなめようとします。
そうすると、みーちゃんは、ぽんちゃんの顔を抑えてペロペロされないようにしていました。
ぽんちゃんは考えます。
「うーん、うーん。。」
知恵を働かせて、なんとかペロペロする方法を考えます。
右からペロペロすると見せかけて、左からペロペロしたり、
ベロを隠してちーちゃんの近くまで近づいたり色々と試してみます。
しかし、毎回決まってみーちゃんに顔を抑えられてしまいます。
ぽんちゃんは最終手段として、力づくでみーちゃんの顔をペロペロしにかかります。
ぽんちゃんの顔を抑えているみーちゃんの手がじりじり、と滑ってしまいそうになります。
すると、、
「嫌だ―ーっ!」
と、みーちゃんは首を横にフリフリします。
そんなみーちゃんの顔をみて、ぽんちゃんは今日も
「幸せだなぁ」
とつぶやくのでした。
おしまい。