コロナ動向を把握する指標について

2021年1月10日。
コロナ騒ぎが起きてからほぼほぼ1年になる。

日本において騒がれだしたのは2、3月頃からの記憶があるため、もう少し厳密には1年弱といったところだろう。

2020年4月。
緊急事態宣言が発令され、日本も本格的に「コロナ禍」となった。

そんな中、各地でのPDR検査陽性者数のデータや重症者数のデータ、1週間平均のデータなど、色んな指標でコロナの流行を各機関、個人で追っている。

そして、各メディアでは連日コロナの話題を取り上げ、政府と自治体のやり取り、渋谷など市街地での人々の動向などを取り上げている。
そんな世界線になって1年となると思うとある種の感慨深さのようなものもある。


個人的に、コロナ流行の動向をサクッと追うのに重宝しているサイトがある。
それは、東洋経済オンラインの新型コロナウイルス国内感染の状況である。

PCR陽性者数や検査数など基本的な指標を網羅し、全国・各都道府県のデータを簡単に見ることができる。
いい感じにビジュアライズもされていて、動向を把握するのにはおすすめなので見たことない方は是非見てみてほしい。

さて、今回は、そんな中でこういった指標もあった方がいいんじゃないか?
また、報道機関などはなんでそういった情報を出さないのだろう?
と、私が思っていることについて話そうと思う。


結論から言うと、「PCR陽性率」である。
PCR検査した中で、何パーセントが陽性と出たか、という指標である。

先ほど紹介した東洋経済オンラインには、「PCR検査数」と「PCR陽性者数」の指標がある。
そのため、自分で計算をすれば出すことはできる。
しかし、それを時系列として線グラフで見られる指標があると良いな、と思っている。

新型コロナウイルスは無症状者が多いこともあり、基本的には、検査数を増やせば陽性者数は増えるのである。
そのため、ただ単純に陽性者数(テレビなどでは感染者数といっているが、私はあえて陽性者数と記載しておく)の増減で一喜一憂してもしょうがないと考える。
#もちろん、一つの指標としては大事

ここ1ヵ月くらいで、陽性者数は一気に増加している。しかしその背景には検査数が増えていることも忘れてはいけないように思う。
その時に、確認するべきは検査陽性率のはずだし、その推移をみるべきだ。

その時に、陽性率の推移パッとわからないのはめんどくさいし、メディアがそこは報道しないのは悪意しか感じない。

正直、まだ若い健康体であり、仕事もリモート中心、子どももあらず、お年寄りと同居もしていない私としては、自分で陽性率を出すほどのモチベーションもない

半年ほど前からずっと思っていたことを文章として書けてすっきりした。
この文章を読んだ方が陽性率もチェックしてくれるようになれば幸いだ。

D

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする